perfumerのメモ

自画自賛する自作リキッドの記録

悶絶

Hei尻!何か話して
昔々あるところに、おじいさんとおばあさんが…おっと、話を間違えました。


こんばんはMad-perfumerです。
昨日、花粉症が酷過ぎて睡眠不足だったので会社をお休みして久しぶりに自作リキッドを製作することに。(有給を買い取ってくれないので)


リキッド自作派の人はスティープをするのに良く「超音波洗浄機」を使っているが効果あるのでしょうか。
俺の場合はスターラーを使う。

100均の泡だて器を使い人もいるが…
市販リキッドを購入して、あれ?ショップでテイスティングした時と風味が違うと感じたことは無いだろうか?
安い中華リキッド等に多いが、香料を希釈する際にエタノールを使用するがエタノールが飛んでいない状態で所謂”エタ臭”というやつ。
そんなリキッド達は机の隅に追いやられているがふと思い出した様に時間を置いて吸ってみると美味しかったりする。
これがスティープ=熟成ってやつだ。
安価で売られているリキッドはこの工程を省かれ大量生産され世に送り出される。
スターターキットにリキッド10本オマケ的なね。
エタノールの沸点は78.37°C
この温度まで上げてしまうとフレーバーごと飛ぶので注意が必要
俺の場合は低温蒸留してエタノールを飛ばした後にPGと混合しベースを作る。


自作派の人のブログを見ていると最初からVG/PG混合液を作ってそこに香料を足していくと解説しているが俺は否定派。
最初からVGを入れてしまうと完璧なホモジナイズは不可能だ。
俺の目指すリキッドは開封から最後まで味の変化が起こらないリキッドである。
たいていの人はユニコーンボトルかケチャップを入れるような容器に入れ振って蓋開けての繰り返し。
それ売ったらダメでしょ。


今日はタバコ系に挑戦
香料はタバコ系で評価の高い処から調達済だ
香料を輸入する際は安全データ―シート(MSDS)ってのが必要なのだがこの成分表を見るとCASnumberの記載がある、そこから成分を拾って制作方法を決める。
過去に失敗したのはパウダーを買って14808-60-7(石英)が媒体に使用されていて煮ても焼いてもどうにもならない苦い想い出がある
香料の中で高価なのがパウダーだ。
今回使用するのはPGベースのタバコ香料
5%程度で十分タバコ感が出た、使える。
明日は出社しよう。紙巻タバコを思い出すな!
OKグーグル!!